インフラエンジニアから一言

自分なりの見解を吐き出すブログ

システム運用とシステム保守に必要なもの

インフラエンジニアがシステム運用やシステム保守を行うために必要なスキルは、ネットワークとサーバーに関する豊富な知識と経験である。
インフラエンジニアは、いろいろな機器を接続してITインフラを構築していくのだが、実際に扱う機器としてルータ、サーバー、スイッチ、ファイアウォール、ストレージ、ロードバランサなどがある。
これらの機器の設定方法、機能を把握している必要があり、それ以外にもサーバーのセキュリティ、IPアドレスサブネットマスクなど、ネットワークに関して熟知している必要がある。

また、インフラエンジニアは顧客からの要求を的確に聞き取ってインフラを構築し、システム運用し、障害発生時には的確に要件を顧客へ伝えてシステムの保守作業を行う。
このため、コミュニケーション能力を身に着けておく必要がある。
大規模なシステム運用や保守にチームで対応する場合も多く、メンバー同士のコミュニケーション能力も大切である。

インフラエンジニアはプログラミングスキルも必要である。
これまでは、シェルスクリプトによるプログラミングが主流だった。
しかし、クラウド発展にともなって、システム構築や運用に関するスピード重視の傾向が高まっている。
例えばサーバーのセットアップは従来は手作業で行っていたが、プログラミング言語によってコード化して自動実行する仕組みに変化しつつある。
このため、シェルスクリプト以外に、軽量プログラミング言語(LL言語)と呼ばれるPythonPHPRubyPerlなどに関する知識も必要になってきている。
今後、システム運用を自動化するインフラ構成管理ツールなどに対応するため、インフラエンジニアもプログラミング言語の知識が一層求められることになるだろう。

■インフラエンジニアの働き方として、参考になるサイトの1つ:http://unyohoshu-shigoto.com